FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ -------- (--) --:-- ]  
   Category:スポンサー広告
 はじめて食べたパン…というのを皆さんは覚えてますか?
残念ながら、ハル・ユタカはそれを覚えておりません。覚えていたら、いまこそ作ってみたいのに>< 残念です;;


 けれど、あるお客さんはパンに付いて印象深い思い出があったようです。



 「そういえば…」
天然酵母プレーンを見て、そのお客さんは言ったそうです。

 「小さいころ、お母さんがパンを作ってくれたんですよ。天然酵母を自分で作って、一から。」

 自分はアトピーで顔や手によく湿疹が出てしまっていた。それでも食べられるように、酵母から作ってパンをお母さんが焼いてくれた…と言うこと。
 これはすごいことだと思います。
 僕はその細かい工程を説明できませんが、パンを作ることそのものの難しさは実感するところです。材料を計り⇒ミキシングして⇒発酵を繰り返し⇒成形して⇒最終発酵を取り⇒焼きあげる…実際にはもっと細かい工程があります。「ひとつのパンが焼けるまで全行程でだいたい4時間半かかる」と書いてある本もあります。ともかくパンを作るのは手間がかかり、かつ繊細な作業です。

それを市販のイーストを使っているならいざしらず、酵母から自分で作るとなると、その努力のほどはいかばかりか…。なんともお母さんの愛情を感じます。

そのパンと似ていたのかわかりませんが、ひかりの天然酵母パンをみて思い出してくれたみたいです。

 「いい話だなぁと思って。」
 「そうですねぇ…。」
話してくれた店員さんも僕も、しばし和みました*^^*


 僕の弟も小さいころアトピーと喘息で、いくつもアレルギーを抱えて苦労していました。だからこのお客さんの気持ちも、そのお母さんの気持もよくわかります。
 弟は牛乳・卵・ゴマ・そば・大豆のアレルギーがありました。アレルギーのない人に比べて、食べられるものの範囲はとても狭められてしまいます。特に牛乳と卵は子どもの好きなお菓子やパンにはほぼ例外なく入っていますよね。ですから弟の誕生日ケーキに、母はいつも苦心していました。
 
 「おかげでバナナケーキは得意料理になったわ」と笑っていう母ですが、牛乳も卵も食べられない弟のために、美味しそうなケーキをつくろうと一生懸命やっていたのを、僕は覚えています。同時に、自分が好きなショートケーキもチョコレートも、もちろんパンも。およそ洋菓子、洋食はすべて食べられずにいた弟がかわいそうで仕方がありませんでした。

 それら食べられるようになったいまでは「俺は和菓子のほうが好きだわ。健康的でいいっしょ」と笑っていう弟も、やっぱりその当時「クリームのたっぷりかかったケーキを食べたい」と思ったこともあったかも。その時に色々工夫してバナナケーキを作ってくれたことを、印象深く覚えているのかも…なんて思います。

 だから、この方に苦心してお母さんが作った天然酵母パンも、それにまつわるこの方の思いも、なんとなくわかるような気がするのです。



 その方は工房に協力してくれている、札幌市立大学の学生さんでした。パン工房ひかりで使えるような様々な小物や商品について、デザインのアイデアを出してくれています。
 このブログでリンクしている「パン工房ひかり_PV」という動画を作ってくださったのも、ここの学生さん。もしかしたら、このエピソードの方だったりして…。ありがたいものです♫


におい、かたち、色…。人間の記憶はふとしたことでよみがえるそうです。
時にパンをきっかけに馳せる思い出が、あなたにもあるかも知れませんね♪
スポンサーサイト
[ 2011-04-15 (Fri) 18:47 ]   Comment(0) / TrackBack(0)
   Category:エピソード
管理者にだけ表示を許可する

TrackBackURL
→ http://hikaribakery.blog.fc2.com/tb.php/18-c0b57236
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。